実践地域とは

森林総合利用推進事業では、里山林の整備と資源の有効活用により、地域が自立的・継続的に実施できる里山林再生の手引き書作成に向けて、「実践地域」を設けました。

実践地域では、事務局と協働して、里山林を活用した生業創出に向けて取り組みを進め、その構築の過程を里山林活用の手引き(仮称)に活かしていきます。
各実践地域で、地域住民が中心となり多様な主体と連携しながら、里山林資源の可能性を見い出し、その有効活用によって里山林を持続可能なかたちで再生し地域の活力に繋げることを目指して、現地調査や試行活動、地域版の里山林整備指針策定等に取り組みます。

平成22年度 実践地域

◆飯豊町(山形県飯豊地域)
飯豊町中津川地区で、11368haという広大な財産区有林を活用し、広葉樹ペレット生産とエネルギー自給、木粉菌床栽培等、広葉樹の高付加価値利用に取り組み、萌芽更新する里山林の再生と、循環的な資源活用による地域経済の再構築に挑みます。

◆川場村(群馬県川場村)
針葉樹・広葉樹多様な民有林資源を活かし、材の樹種別管理体制の構築、薪・ホダ木・チップ・木工等、多角的利用の推進、林床を活用した薬草類の半栽培等に取り組み、里山林の総合的活用により自主自立の村づくりの前進を図ります。

◆:春蘭の里実行委員(石川県能登町)
山菜やキノコ、山野草が生育し自然体験活動もできるような恵み多い里山林づくりを進め、里山林や田畑、川の恵みを地場産業の礎とし、農家民宿やツーリズムを生業として成り立たせることで、後継者の回帰と地域再生を目指します。